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2005年 09月 11日
絵本作家の五味太郎が、今自分の中で最高に熱いです。 五味太郎は子供向けの絵本だけではなくて、大人向けのエッセイをいくつかだしています。これが本当にスルドイ内容なんですね!行間から読者に向けて、攻撃線(少林寺用語)がビンビン出まくりです。貫かれちゃってます、僕。 『大人問題』『さらに・大人問題』 巷で起きている数々の「子供の問題」。でも、本当に子供が悪いの?子供たちは自然にやっているだけで、これは全て「大人の問題」で、それを子供の問題に摩り替えちゃう「大人が問題」で、結局のところ、そういうことばっかりしちゃう「大人は問題」だなあ、という主張です(かなり意訳です)。五味太郎曰く、「大人は子供にとって有害である」…! ・本文から引用 「我慢強い子、忍耐強い子にまだ価値を感じている悲しい社会です。我慢し、耐えて生きていくことに美しささえ見ようとするほど異常な社会です」 「厳寒の山奥で滝に打たれて行をしている坊さんは我慢と忍耐そのものをしているのではありません。我慢と忍耐にうつつを抜かして遊んでいるのです。だから、さわやかなんです」(『さらに・大人問題』より) 『ここまできて それなりに わかったこと』 大人向けの絵本。 五味太郎の人生の気づきが、短い言葉で150コ書かれています。 印象に残った奴をいくつか引用してみます。 「7.実力のない奴が救助に赴いた場合に起こる、いわゆる二次遭難みたいなやつ、しゃかいのあっちこっちでおこっているなあ、ということ。」 「22.同じ「世界遺産」でも、残したくないもの、残したら恥ずかしいもの、残すとヤバイものなどの認定に力を注いだほうが、よほど有効だぜ、ということ。」 「65.富も名誉もいらないけれど、翼が欲しい、なんて美しげに言ってるけれど、翼が手に入ればおのずから、富も名誉もついてくるに違いないね、なんてふんでいるフシがある、ということ」 『じょうぶな頭とかしこい体になるために』 これは子供向けの絵本なんでしょうが…むしろ社会のあり方に思考停止してしまった大人が読むべきでしょう。 「なぜ友達と競争しなくてはいけないんだろう」「わたし 死ぬのがこわい」「ずっと働かないでくらしてゆきたい…」そんな子供の疑問に真摯に応える五味太郎の切っ先は、まさに大人に向けられているような気がしてなりません。
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| 2005-09-11 19:00
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